システムエンジニアは基本的に週休二日制で、ほとんどが土日祝日休みの会社員です(ブラック企業でない限りは。。)。私はソフトウェア開発の現場に数年おり、半年ごとにリリースがあるプロジェクトの一員です。ソフトウェア開発の現場では休日出社することがありますが、今回は私の体験を踏まえてどのような時に休日出社が発生するのか紹介します。
各工程の期限に遅れそうな場合
システム開発は要件定義、設計、開発、試験という工程に分かれています。各工程の中で更に細かい作業の期限が設定されており、期限に遅れそうな場合はもちろん休日対応が発生します。システムエンジニアの実施工程は基本的に変わりませんが、実施内容が大きく変わることが多いので、予定通りに作業が進まないことのほうが多いと思います。
休日イベントがある場合
システム開発には休日に対応が必要なイベントが存在することがあります。私のプロジェクトではシステムのリリースに向けた試験(システム移行試験)を休日に行います。休日に実施する理由はシステムの稼働日が平日であるためです。企業向けのシステム開発の場合はこのような休日実施の場合が多いですが、一般消費者向けのシステムで常時稼働するシステムの場合は深夜に実施すする場合が多いです。
リリース時
私のプロジェクトでは休日にリリース作業を行い、その後一週間で特別監視体制となります。顧客が使用していない休日にシステムのリリース作業を行い、その後一週間は障害や問い合わせがあったら即対応するわけです。
障害対応時
これが最悪な休日対応です。
基本的に障害発生したその日のうちに対応方針を決め、どのようなスケジュールでリリースするかを決めます。ですので障害発生時は深夜対応することはまず確実です。その後顧客とスケジュール調整をしますが、基本的に厳しいスケジュール感になります。エンジニア側は障害を発生させてしまった立場なのでここは頑張るしかないです。障害発生時は原因分析や再発防止等も考える必要がありますので仕事がどんどん増えます。
まとめ
システムエンジニアは休日出社が発生しやすい業種だと思います。緊急性の高い仕事が突発的に発生することがありますので、システムエンジニアを目指す方は覚悟したほうが良いでしょう。 休日出社だけでなく深夜作業も発生する仕事ですので生活リズムが狂わないように注意しましょう。私は夜眠れなくなり平日の睡眠時間が減り、休日がもったいない感じになっています。
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