【何が違う?】ビットコインはなぜ最高値を更新し続けるのか

ビットコインが最高値を更新し続けています。
他の仮想通貨の追随を許さず、圧倒的なパフォーマンスを見せ続けているビットコインは、他の仮想通貨と何が違うのか。
今回はビットコインが他の仮想通貨と何が違うのか、今から投資しても間に合うのかを分析していきます。
今回の記事は2025年7月31日時点での分析になります。

ビットコインの成長

ビットコインは2008年にサトシ・ナカモトによって公開され、現在も最高値を更新し続けています。
ビットコインの価格推移は図1のようになります。

図1 ビットコインの価格推移(2025年7月31日)

上記の図1を見てもわかるように、ビットコインの成長性は目を見張るものがあります。
なぜビットコインここまでの成長を見せたのか、他の仮想通貨と比較しながらビットコインの特徴を見ていきます。

供給量と希少性

ビットコインの発行枚数は約2,100万枚と上限が設定されています。これにより希少価値が高いと判断されています。他の仮想通貨は発行枚数が無制限、またはコントロールできる点がビットコインとの違いになります。
また、マイニング報酬を半減させて新規発行されるビットコインの量を減少させる「半減期」が約4年に一度あります。これによって需要過多の状態を作り出すことで、価格の上昇が起きています。

セキュリティの堅牢性

ビットコインは、プルーフ・オブ・ワーク(PoW)というコンセンサスアルゴリズムを採用していて、これが他の仮想通貨に比べても非常に堅牢で、安全性・攻撃耐性で優れています。
注意点として、皆さんが取引で使用する仮想通貨取引所のセキュリティとは別物なので、安全な取引所を使うようにしましょう。

時価総額

ビットコインの時価総額は現時点で1.42兆ドルを超えており、仮想通貨市場全体の半分以上を占めています。
こちらの数字は日々変化していきますが、仮想通貨の中で圧倒的優位性を示していることは間違いありません。

ブランド力と信頼性

ビットコインは「デジタルゴールド」として地位を確立しています。多くのユーザーに取引されている、法定通貨として認めた国がある、企業が戦略的に購入しているなど、ブランド力と信頼性は仮想通貨の中でも圧倒的です。
今後、さらに決済インフラなどで広がっていくことも予想されます。

主要仮想通貨の比較表

ビットコインと主要な仮想通貨の比較を表1に示します。

項目ビットコイン
(BTC)
イーサリアム
(ETH)
XRPミームコイン
(DOGE,SHIBなど)
用途・目的・デジタル資産
・電子キャッシュ
・分散型アプリケーションプラットフォーム
・スマートコントラクト
・高速国際送金
・ブリッジ通貨
・エンタメ
・投機
コンセンサスアルゴリズムPoW(プルーフ・オブ・ワーク)PoS (プルーフ・オブ・ステーク)XRP Ledger基盤ブロックチェーンに依存(PoW/PoSの派生)
最大供給量2,100万枚(上限固定)発行上限なし1,000億枚発行済みコミュニティによる(多くは無制限または高インフレ)
時価総額1位2位3位
特性・非中央集権性
・デジタルゴールド
・分散型コンピューティングプラットフォーム
・DApps(分散型アプリケーション)
・国際送金
・リアルタイム決済
・実用性追求
・極端な価格変動
・話題性
・投機
リスク・価格変動
・スケーラビリティ
・価格変動
・スケーラビリティ
・発行上限
・価格変動
・中央集権性(非分散性)
・価格変動
・詐欺コイン
・流動性不足
・実用性不足
・インフルエンサーの影響
表1 仮想通貨の比較表

表1から仮想通貨は作られた目的、方法、供給量、特性などがバラバラです。その中でも圧倒的なパフォーマンスのビットコインの投資価値はどうでしょうか。次章をご覧ください。

★これから投資しても間に合いますか?(投資戦略)

皆さんビットコインに対して現在どのようなイメージを持っていますか。
前までは、
よくわからないから危ない」「今買っても遅いだろ」「騙されないぞ
と思っていた人、今こんな感情になっていませんか、
あの時買ったとしてもプラスだったな」「税金が高いからな」「さすがにもう遅いよね
と思った人は、ビットコインに投資してみても良いかもしれません。

特に株式投資などをすでに行っている人は、分散投資の選択肢として仮想通貨を考えてみてください。

そして、今からでもビットコイン投資は間に合いますか?遅くないですか?
に対する回答ですが、「まぁ遅いが、今からでも狙える」です。
ビットコインは最高値をつけていますので、最大利益を狙うことは難しいですが、今後も成長見込みが高いですので投資の一つとしておすすめはします。
税金については、利確額のコントロールで対応しましょう。あとは税制改革を待ちましょう。

個人的な意見ですが、以下の戦略をおすすめします。

ビットコイン
余剰資金での長期投資をおすすめします。
発行上限が決まっており、今後も上昇する材料がありますので、余剰資金でコツコツ投資が良いと思います。

主要アルトコイン(ETH、XRPなど)
仮想通貨でビットコイン以外に分散をしたい場合はおすすめします。
ただし個人的には、ビットコインへの長期投資のみで良いと思います。
分散投資を行いたい場合は、仮想通貨で分散ではなく株式投資をおすすめします。

ミームコイン(DOGE、SHIBなど)
基本的に投資はおすすめしません。
投資をする場合は、新規上場後の値上がり狙いの短期投資をおすすめします。
ミームコインは新規上場後に値上がり、その後急落して価格が戻らないことがほとんどですので、保有し続けることはおすすめしません。

まとめ

今回はビットコインの特性やこれからの投資方法について話してきました。
ビットコインはまだまだ可能性がある投資先だと思いますので、もう遅いと思わずに、投資先の一つとして検討してみましょう。
投資は余剰資金で個人の判断で行ってください。

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