【野村不動産ホールディングス(3231)】スコア比較で人気の高配当株を徹底分析

高配当株で不労所得を得ることが私の夢です。
将来、働かずに不労所得だけで暮らすためには、高配当株投資が一つの鍵になると思っています。
今回は今後持ち続けたい高配当株を自分なりに徹底分析していきたいと思います。皆さんの参考になるように詳しく、わかりやすく分析していきますので見ていってください。
今回は「野村不動産ホールディングス」を徹底分析します。(2026年2月24日時点の分析です)

株価

評価:★★★★★
野村不動産ホールディングスの株価の推移は図1の通りです。株価は現在1,000円付近となっています。

図1 野村不動産ホールディングスの株価推移

野村不動産ホールディングスは、2013年頃から乱高下しながらも成長を続け、2025年4月に株式分割を行い、現在は1,000円付近と投資しやすい金額になっています。このことからも株価に対する評価は星5つとします。

業績

評価:★★★★★
野村不動産ホールディングスの業績を調べると、日本の人口動態の変化やコロナ禍といった逆風を乗り越え、着実に成長してきたことがわかります。
さらに、2026年の売上予想では、長期間仕込んできた大型再開発案件(特に芝浦プロジェクト)の影響で大きな成長予想です。
安定性もあり成長性もあるという評価をできますので、評価は星5つとします。

配当

評価:★★★★★
野村不動産ホールディングスは、総還元性向40~50%、年間の配当金についてDOE4%を満たす水準を下限とする財務指針を設定しています。DOEは「自己資本(純資産)」をベースにするため、会社が赤字にならない限り、自己資本が積み上がるにつれて配当も増え続ける構造にあります。つまり、「減配リスクが極めて低い累進配当」を制度化しており、連続増配の実績もあることから、配当に対する評価は星5つとします。

優待

評価:☆☆☆☆☆
野村不動産ホールディングスは現在株主優待制度を実施していません。
配当に力を入れており、今後の実施については、株主還元方針や株主からの要望を考慮して決定するとの方針のため、評価はできません。

市場

評価:★★★☆☆
野村不動産ホールディングスは、不動産業界において売上規模では業界5〜7位前後となっています。三井不動産、三菱地所、東急不動産HD、住友不動産などと比較すると大きな規模の差があることは否定できません。
得意としているのはマンション市場で国内最高レベルのシェアを誇ります。また、開発(野村不動産)から販売、管理(野村不動産パートナーズ)までをグループ内で完結させる体制が強みでもあります。
海外市場においては、規模はまだ小さいですが、ベトナムなどのアジアでの利益成長を重視する戦略をとっています。 上記のことから、独自の強みを持っている企業ですが、競合他社も多く、優位性は大きくないと判断し、市場の評価は星3つとします。

将来性

評価:★★★☆☆
野村不動産ホールディングスの将来性は、以下の5つの戦略が鍵になってきます。
一つ目は、成長事業への重点投資です。
賃貸住宅、ホテル、シニア住宅、物流施設など、需要が底堅いアセットクラスへの投資を加速させます。
二つ目は、投資家資金の導入です。
開発した物件を自社で保有し続けるのではなく、REIT(不動産投資信託)やプライベートファンドへ売却・循環させることで、資金効率(ROA)を高めます。
三つ目は、グループ連携の強化です。
野村ホールディングスとの連携により、富裕層顧客への不動産仲介や資産管理提案(ウェルス・マネジメント)を強化します。
四つ目は、海外事業の拡大です。
ベトナム、フィリピン、英国などでの事業展開を加速し、将来の収益の柱とします。
五つ目は、戦略的M&Aです。
デジタル領域やサービス分野での機能補完を行います。
上記から、期待値はもちろんありますが、現状は競合と比較しても大きく評価できるものではありませんので、評価は星3つとします。

安全性

評価:★★★☆☆
(★☆☆☆☆:とても危険(リスク大)~★★★★★:とても安全(リスク小)) 野村不動産ホールディングスへの投資を考える上では、以下の3つのリスクを考える必要があります。
一つ目は、金利上昇の加速です。
想定以上のペースで日銀が利上げを行えば、変動金利でローンを組むマンション購入層の心理が冷え込み、販売が鈍化するリスクがあります。また、借入コストの増加も懸念されます。
二つ目は、建築コストの高騰と人手不足です。
建設業界は構造的なコスト高になっています。「2024年問題」の定着で、時間外労働の上限規制が適用されたことにより、短い労働時間でこれまでと同じ給与を維持(処遇改善)する必要があります。また、深刻な若手不足と高齢化により、人材の奪い合いが起きています。「高い賃金を出さないと人が集まらない」状況と判断できます。
三つ目は、海外事業の安定です。
海外事業の収益拡大に力を入れていますが、政府の規制や金融引き締めにより不動産市況は急変します。また海外特有の政治リスク(許認可の遅れなど)もプロジェクトの進行を妨げます。
上記のように、不動産業界には大きなリスクが常に付きまといます。業績の好調さを加味しても、これらのことから安全性の評価は星3つとします。

合計スコアと総括

野村不動産ホールディングスの合計スコアは24点(35点満点)となります。各評価は以下の図2のようになります。

図2 野村不動産ホールディングスの投資スコア

★総括★

株価の割安感
→競合に比べて株価が安く投資資金が少なく済みます。
不動産セクター大手の中では配当が魅力
→大手の不動産会社の中では配当利回りが高いです。
金利や人材不足など大きなリスク
→会社だけではどうにもならないリスクも多いです。
業績は過去最高水準
→近年は成長を続けています。

まとめ

今回は野村不動産ホールディングスについて分析してみました。
野村不動産ホールディングスは、近年堅実に成長してきています。配当も魅力的で、大手の不動産会社の中では最も配当に力を入れていますので、不動産関連の株が欲しくて配当を重視する人であれば、野村不動産ホールディングスはおすすめできます。
今回の分析は私の視点ですので、あくまで参考程度で投資対象として検討してみてください。

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