退職代行が話題となっていますが、お世話になった会社を辞める際は、きちんと退職願を提出し、挨拶をして退職するのが望ましいでしょう。
今回は会社を退職するために必要な退職願は、どのように書いて、いつ渡せば良いのかを解説していきます。
退職願の書き方
退職願の書き方を説明します。以下の図1は退職願のサンプルになります。各数字に対応する説明もありますので、参考にしてください。

①「私儀」と記載します。
②退職の理由は「一身上の都合により」で良いです。
③上司と相談の上、合意した退職日を記載しましょう。
④退職願を提出する日付、所属部署、氏名を記載します。氏名の後には押印します。
⑤宛先は社長を記載します。提出するのは直属の上司です。
退職願はいつ出せばよい?
次に退職願を提出するタイミングについてです。一般的に以下の流れと考えてもらえれば大丈夫です。
・事前確認
まずは会社の就業規則を確認してください。
就業規則に退職の手続き方法があると思いますので、就業規則をもとにスケジュールと必要な書類を確認します。
・3カ月~1カ月半前
上司に退職の意思を伝えて、退職日や引継ぎについて相談しましょう。
・1カ月半~1カ月前
上司に退職願を提出します。
就業規則には、退職の2週間前までに退職意思を伝えれば良いと書いてあると思いますが、余裕を持って早めに行動しましょう。特に業務の引き継ぎが多い場合や、有給を長期間取得する予定の場合は、自分も周りも余裕を持てるように注意しましょう。
注意点
これまでの内容も踏まえて、退職願の注意点を以下にまとめます。
・まずは上司に退職の意思を伝えて相談する(退職希望日を明確にする)
・就業規則を必ず確認する
・書面の形式を整える
・退職願は封筒に入れる(封筒にも退職願と記載しておく、裏には氏名も書いておく)
・退職願は上司に直接手渡しする
・円満に退社できるように心がける
まとめ
今回は退職願の書き方と、提出タイミングについて話してきました。
お世話になった会社を円満に退社できるように、きちんと退職願を渡せるようにしましょう。
退職代行は普及していますが、会社側は依然として退職代行に良いイメージを持っていません。お世話になった人がいる場合は、突然退職代行を使うのではなく、きちんと相談して気持ち良く辞めましょう。
コメント