仕事をする上でお金はとても大切です。生活に直結するのはお金だからです。どれだけ自分に合っている仕事をしていても少ない給料では生活ができません。
今回はシステムエンジニアとして働いている私が感じた、出世しやすい人の特徴を紹介します。
技術力
システムエンジニアにとって技術力は重要です。
専門的な知識やプロジェクト特有の知識を持っていると活躍の場が広まりますので、出世のしやすさにも繋がります。
ただし技術力だけで出世することは非常に難しいです。システムエンジニアはプロジェクトの管理や顧客との交渉なども求められるため、そちらの能力が優先されることが多いためです。
コミュニケーション能力
どんな職業でも必要になってくるコミュニケーション能力は、システムエンジニアにも必要です。
「システムエンジニアは机に向かって黙々と作業している」というイメージもあるかと思いますが、会議や打ち合わせが多く、コミュニケーション能力は必須です。
システムエンジニアは出世するほどコミュニケーション能力が必要になってくる仕事でもあります。
また、これはシステムエンジニアにありがちなのですが、自分の成果をアピールする能力が不足している人が多い認識です。コミュニケーション能力は技術力よりも大きな差が生まれやすく、私の知っている範囲ですが、人より早く出世する人はコミュニケーション能力が高い傾向にある人が多いと思います。
リーダーシップ
先頭に立ってみんなをまとめるような動きができる人は、もちろん評価されます。出世するということは基本的には、作業者から管理者になることですので、リーダーシップがある人は出世への近道になります。
運
システムエンジニアが出世するために、一番大切なことは残念ながら「運」だと思います。システムエンジニアは仕事の都合上、同じ会社であっても部署、配属先が複数あります。私の会社では同期が40人ほどいましたが、ほとんどが違う配属先で、多くても同じ配属先には同期は二人しかいません。配属先が違うということは、プロジェクトも違い、顧客も違います。これらを踏まえて以下のような特徴がある場合は、運があると思ってください。
・配属先の部長、課長が優秀
→自分の成果を正当に評価してくれる、自分を成長させてくれる、上層部に推してくれるなど自分の上司となる人間は非常に重要です。
・先輩が多すぎない
→ライバルが多すぎるのはあまり好ましくないです。どれだけ優秀な人が多くても全ての人を出世させることはできません。
・プロジェクトの利益率が高い
→仕事の目的は利益を出すことです。利益の高いプロジェクトは結果を出しているということなので、出世の推薦がしやすい(個人の単価を上げても問題ない)です。逆にどれだけ優秀な人材がいても利益を出せていないプロジェクトでは出世は難しい場合があります。(優秀な人材がいても利益を出せるとは限りません。利益が出せるかどうかは管理職の力が重要です。)
・成長、拡大中のプロジェクトに参加
→注目度の高いプロジェクトや、拡大傾向にあるプロジェクトを成功させることで出世への近道になります。
行動力(別パターン)
出世することで給料は増えますが、昨今であれば転職することで給料の大幅アップを目指すこともできます。自分のこれからの生活のためにはどの選択肢が良いのかをきちんと考えることが大切です。特にシステムエンジニアは転職しやすい職種の一つでもありますので、出世を目指すより転職して給料を上げるほうが魅力的な場合も多いです。
まとめ
今回はシステムエンジニアが出世するためには、どのような能力が必要なのかについて話してきました。エンジニアなので技術力が最も重要と思うかもしれませんが、全くそんなことはないです。
給料を上げるためには出世や転職が必要になりますので、自分の能力に合った最適の道を探してみてください。
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