2026年、明けましておめでとうございます。
今回は2025年の新NISA分析(つみたて投資枠)をして、2026年の戦略を考えていきます。
今回の分析は新NISA「つみたて投資枠」になります。投資商品はSBI証券、楽天証券を参考にしています。
2025年人気商品紹介
まずは、2025年に人気だった商品を紹介します。下記の図1にまとめます。

2025年のパフォーマンス分析
次に2025年のパフォーマンスを分析します。
今回は全世界型の代表として「eMAXIS Slim 全世界株式 (オルカン)」、
米国型の代表として「eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500)」、
国内型の代表として「eMAXIS Slim 国内株式 (日経平均)」、
FANG+の代表として、「iFreeNEXT FANG+ インデックス」
この4つの商品のパフォーマンスを分析していきます。
下記の表1~4は上記商品の1年間の値動きになります。(参考:「日本経済新聞」)




トランプ関税、円高円安、AIブーム、利下げ利上げなど、様々な出来事がありましたが、2025年最大のサプライズは日本株(日経平均)の躍進です。年間騰落率ではオルカンやS&P500を大きく上回りました。
FANG+は何といっても爆発力が目立ちました。年前半のボラティリティは極めて高かったが、終わってみれば高いリターンを記録しており、下落局面で手放さなかった投資家は大きな利益となったでしょう。
オルカン、S&P500は不調な前半戦を乗り越えて、今年も安定した成長を見せました。長期投資の王道として信頼性はきちんと維持できたでしょう。
投資タイミング分析
最後に皆さんが気になっているであろう、どのタイミングで投資するのが最も好成績なのかを分析していきます。
条件として、つみたて投資枠の上限である年間120万円を使い切る想定で、下記の4パターンでシミュレーションします。
1.年初一括投資:年初営業日に120万円を一括購入
2.月一積立(月初): 毎月第1営業日に10万円ずつ購入(計12回)
3.週一積立(週初): 毎週月曜日に約23,076円ずつ購入(計52回)
4.毎日積立: 毎営業日に約4,900円ずつ購入(計約245回)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の場合
2025年のS&P500はV字型で推移を行いました。各シミュレーションの結果は以下の表5になります。

上記の表から、積立投資(月一・週一・毎日)が年初一括投資のパフォーマンスを上回っています。通常、右肩上がりの相場では一括投資が有利とされますが、2025年は前半が深い調整局面となったため、ドル・コスト平均法による「安値仕込み」の効果が一括投資のパフォーマンスを超えました。また、今回のケースだと一括投資の場合、3月から4月にかけて資産が100万円近くまで目減りする恐怖に耐える必要もありました。
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)の場合
2025年の日経平均は後半にかけての上がり幅が非常に大きかった年でした。各シミュレーションの結果は以下の表6になります。

上記の表から、日経平均においては年初一括投資のパフォーマンスが最も高いという結果になりました。日経平均自体が2025年後半に大きく成長したため、途中の下落(安値拾い)の効果を上回る上昇だったことがわかります。
総合分析
2025年の結果から最適な投資方法は、投資商品によって異なるという結果になります。
S&P500・オルカンの場合: 「毎日積立」または「月一積立」が正解。
→春先の円高と米国株調整による下落率が比較的大きく、かつ回復までの期間があったため、ドル・コスト平均法のメリットが最大化した。
日経平均・FANG+の場合: 「年初一括投資」が(結果論としては)正解。
→最終的な上昇幅が巨大であり、早期に市場にフルインベストメントしていた方が、後半の暴騰相場の恩恵を最大限に受けられた。
このことから、複数年続けることが前提のつみたて投資枠は、精神的な安定性を求めるなら「毎日積立」が一番安定した投資方法だと思います。年初一括では下落時の不安が非常に大きいので、基本的には毎日積立で、上昇時は「順調に成長しているな」、下落時には「安く買えるチャンス到来」という精神的余裕を持って投資を行いましょう。
まとめ
今回は、2026年の新NISA投資に向けて、2025年のつみたて投資枠分析を行いました。
2025年は、3月の暴落局面で積立を停止しないという前提はありますが、大きな利益の成長を実感できたのではないでしょうか。
今回の分析が今後どのように生きるかはわかりませんが、2026年以降も「市場に居続けること」の重要性は変わらないはずですので、投資判断は自己責任にはなりますが頑張っていきましょう。

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