皆さん、株式投資にはやらないほうが良いタイミングがあるという話を聞いたことがあるでしょうか。株式投資は、さまざまな要因で変化するチャートを予測することが必要ですが、タイミングによっては難易度が跳ね上がることがあります。 今回は、株式投資を行う上で気を付けなければいけないタイミングについて話していきたいと思います。短期、中期のトレード向けの話になります。
経済指標の発表前後
まずは経済指標の発表があるタイミングです。 株価に影響を与えると言われている経済指標はいくつかあります。GDP、雇用統計、CPI、PMI、金利など、さまざまな指標があります。このような経済指標の発表時は、株価が大きく増減する可能性があるため、経済指標の発表前後は気を付けましょう。
決算発表時
次は企業の決算発表のタイミングです。 決算発表後に株価は大きく増減します。特に短期、中期で投資を行っている方は、決算を跨いで株を保有し続けるかどうかを決める必要があります。決算発表後の株価が上がるのか下がるのかを予想するのは非常に難しいです。決算の内容が良くても株価が上がるとは限らないので、私としては決算前に利益が出ているならば、利益を確定してしまったほうが良いと思います。
相場が急激に変化している時
次は相場が急激に変化している時です。 市場がパニックになっている時などに発生するパニック売りや、バブル的な買いが発生している時などの急激な株価の変化時は、感情的な取引が増える傾向にあります。現在はSNSが発達し、さまざまな情報が得られる一方で、正しい情報が得られない、情報量が多すぎるなどの問題もあるため、個人投資家がパニックになりやすいので注意が必要です。
地政学リスクや災害時
国際間の問題や大規模な自然災害が発生した際も、株価は大きく変動することがあります。これまでの動きと関連せずに大きな変動の可能性がありますので気を付けましょう。自然災害時はどうしようもありませんが、国際問題等では情報を早めに取得することが大切です。
1日や1年の特定の日時
特定の出来事が発生しなくても、株価が大きく動くタイミングは存在します。注文が集中する株式市場開場直後や閉場直前、祝日が続いた時の連休前などは特に大きな変動があるので注意しましょう。株式投資の経験が浅い人は、このような時間帯に株価がどのように動くのか様子を見て、慣れてから投資を行うようにしましょう。
まとめ
株式投資には株価が大きく変動するタイミングがいくつかあります。うまく活用できれば大きなメリットになることもありますが、基本的にはリスクが大きいタイミングは避ける、または逃げることが無難です。私も勉強中ですが、日々株式の売買をする人は気にしなければいけないと思いますので、この辺りも勉強していくと良いかと思います。
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