【トヨタ自動車(7203)】スコア比較で人気の高配当株を徹底分析

高配当株で不労所得を得ることが私の夢です。
将来、働かずに不労所得だけで暮らすためには、高配当株投資が一つの鍵になると思っています。
今回は今後持ち続けたい高配当株を自分なりに徹底分析していきたいと思います。皆さんの参考になるように詳しく、わかりやすく分析していきますので見ていってください。
今回は「トヨタ自動車」を徹底分析します。(2025年6月23日時点での分析です)

株価

評価:★★★☆☆
トヨタ自動車の株価の推移は図1の通りです。1株当たりの株価は約2,500円となっています。2021年に株式分割を実施しており、資金が少額の人でも過去と比べて購入しやすくなっています。

図1 トヨタ自動車の株価推移

1株あたり約2,500円で安くはありませんが、図1のチャートを見ると長期的には安定傾向にあります。

業績

評価:★★★★★
トヨタ自動車の業績は非常に堅調です。
利益が上下することはありますが、高水準を維持しています。

配当

評価:★★★★★
トヨタ自動車の配当金は5期連続で増配となっており、今後も増配が期待できます。
配当利回りも3%台後半と配当収入を重視する場合には最適だと言えます。

優待

評価:★☆☆☆☆
トヨタ自動車の株主優待は「TOYOTA Wallet残高」の贈呈です。使い方が限られる、金額も高額ではないという点から他社と比較してもそこまで魅力的ではない印象です。

市場

評価:★★★★★
トヨタ自動車は国内だけでなく、海外の自動車メーカーと比較しても、圧倒的な競争力と安定性があります。
自動車産業は需要が高く、その中でも圧倒的な地位とブランド力を築いているのがトヨタ自動車と言えます。

将来性

評価:★★★★☆
トヨタ自動車は将来性においても、高いポテンシャルを秘めていると思います。
EV戦略やソフトウェア開発にも力を入れており、高いブランド力で将来的にも自動車業界をけん引していく存在と言えます。
ただし、2024年にあった「型式指定」をめぐる不正問題や、ソフトウェア開発においてもIT人材の育成の面から見た時(ソフトウェア開発の面では第一線ではないため)に評価を一つ下げています。

危険性

(★☆☆☆☆:とても危険(リスク大)~★★★★★:とても安全(リスク小))
評価:★★★★☆
トヨタ自動車は非常に安定した企業であり、投資対象としてもリスクが少ないように思えます。
他の企業と比較しても安全で満点に近いと思うのですが、気になる点もいくつかありますので懸念点も紹介します。
・関税リスク
→米国の自動車関税強化のリスクがあります。関税が上がってしまうとコストが上がるため利益が下がります。
・為替リスク
→トヨタ自動車はグローバル展開しているため、為替の影響を受けます。

スコアと総括

トヨタ自動車の合計スコアは28点(35点満点)となります。各評価は以下の図2のようになります。

図2 トヨタ自動車の投資スコア

★総括★
配当投資には最適
優待目的では魅力は少ない
安定のイメージがあるが成長力にも期待ができる
同業他社と比較しても魅力が多い(ブランド力が高い)
グローバル展開が良い方向にも悪い方向にも向く可能性あり(外部リスクを受けやすい)

まとめ

今回はトヨタ自動車について分析してみました。
トヨタ自動車は高配当投資としてももちろんですが、将来的な成長も狙える優良企業だと思います。
自動車産業は需要が高い分野で、その中で世界でもトップクラスのトヨタ自動車は投資対象としても魅力的です。
ただし、米国の関税リスクは懸念点ではあります。
今回の分析は私の視点ですので、あくまで参考程度で投資対象として検討してみてください。

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