転職が当たり前になってきた昨今、皆さんも考えることがあるのではないでしょうか。
私の周りでも転職した人が複数人いますが、大企業から複数内定をもらい、100万円以上年収をアップさせた人が何人かいます。
今回は転職で年収100万円以上アップした人から聞いた、転職で武器になることを話していきたいと思います。
今回はシステムエンジニアの転職に限った話になります。他の職業でも参考になる部分はあると思いますので参考までにどうぞ。
志望動機
重要度:★★★★★
やはり志望動機は非常に大切です。以下が転職者から聞いたポイントです。
・企業の特徴と志望動機をマッチさせる
→定番ですが「どうしてこの会社なのか」「他の会社ではだめなのか」を考えておきましょう。
・前職の仕事内容と志望動機をマッチさせる
→キャリアアップを狙うには、前職の経験を生かして活躍したいということを伝えましょう。
・年収アップが目的である場合でも言ってしまって問題ない
→転職の軸として年収アップは問題ありません。お金を稼ぐことは悪いことではないので、モチベーションを上げるために、収入を上げたいと素直に伝えましょう。
資格
重要度:★★☆☆☆
システムエンジニアには様々な資格がありますが、そこまで重要視されなかったそうです。キャリアアップ転職では、やはり前職の経験が重要視されるようです。
ただし、企業によっては資格優遇もありますので、期間に余裕がある人は資格を企業研究の一種として調べてみてもよいかもしれません。(IT企業は特定の資格を持っていることで年収が上がることもあります)
また、実際に聞いた話ですが、自分の業務範囲外の資格を取っていた場合や珍しい資格を持っていた場合は、「なんでこの資格持っているの?」という話をされたことがあるとのことです。これは自分の強みとしてアピールできる可能性もあるため、そのような資格を持っている方は回答の準備をしておきましょう。私の友人は「顧客との会話の中で話が出たため、学習の一貫として取得しました」と答えたようです。
学歴
重要度:★☆☆☆☆
給料アップした人の学歴を見ても、学歴が重要視されている感じはありません。大手企業では学歴フィルターを設ける場合もありますが、今はシステムエンジニア転職市場が明らかに売り手市場なので、学歴に不安がある方も年収アップを目指してチャレンジしてみましょう。
経験
重要度:★★★★★
キャリアアップで大きく年収を増加させるには、それなりの経験が必要になります。
前職でリーダーのポジションを長くやっていたりすると、良いアピールになります。
また、私の周りでは3年で転職する人と5年で転職する人は、年収に大きな差が出ましたので、経験はとても評価されると思います。
面接のうまさ
重要度:★★★★☆
面接は緊張しますよね。面接の上手さはそれ自体がアピールにもなります。
場数を踏むことでうまくもなりますので、第一志望は他の企業で面接に慣れてから挑戦するのが良いと思います。
外見
重要度:★★☆☆☆
メディア露出する企業でない限りは、特別外見は気にしなくてよいでしょう。
ただし、清潔感は大切です。面接時に好印象を持たれるように、髪型や服装、眉毛くらいはきちんと整えましょう。
★転職者から聞いた有益情報★
私が転職者から聞いた有益情報をまとめます。
・年収の基準を作っておく
→希望年収を聞かれることがあります。交渉の手段としてうまく使えるのが「他社では〇〇〇万円と提示をいただいたため」という理由です。
高めの年収を提示してくれる企業を先に受けておき、その提示年収を本命企業で活用するという手法を、年収アップさせた転職者は使っていました。
・企業の弱みを武器にする
→残業時間が多い、テレワークが出来ないなど、企業にマイナスな部分がある場合でも、逆に自分には合っているとうまくアピールできないか考えましょう。『私は出社して直接コミュニケーションを取るほうが成果を出しやすいタイプなので、御社の環境がぴったりです』など。
・志望企業に一貫性を持たせる
→面接では他に選考中の企業を聞かれることがあります。例えば、金融系に絞っているのでこのような会社を受けています、といったような一貫性を持たせましょう。
複数受けている場合でも、言いにくければ言わなくても良いと思います。(ただし他に選考中の企業がない場合、その理由も聞かれると思いますので注意)
・プロジェクトの大小を問わず、元請け、一次請けは評価が高い
→顧客との距離が近い仕事ほど、評価は高くなりますので、キャリアアップ転職には武器になるようです。
・人によっては転職エージェントは不要
→はじめは頼っても良いかもしれませんが、狙っている企業や条件が明確にある人は邪魔かもしれません。
・リファラル採用は慎重に
→紹介制度というものですが、どうしてもその企業に行きたい場合には活用しても良いかもしれません。選考を辞退しにくいというデメリットがあります。
まとめ
今回はシステムエンジニアの転職について話してきました。
IT系の仕事は人材不足と言われていますが、それはキャリアアップを行い、年収を大きく上げるチャンスでもあります。
私の同期だけでもこの一年間で、100万円以上年収をアップさせた人が3人もいます。
今はIT系が転職のバブルかもしれませんので、挑戦してみてください。
コメント