【保険の意味を考えて】保険を解約すべき人(生命保険編)

皆さんは自分が何の保険に入っているのかきちんと理解していますか。
不要な保険に加入していたり、過去に入った古い保険のままになっていたりしてないでしょうか。
保険は営利目的の商品です。必ずしもあなたにとって有益とは限りません。
今回はあなたにとって必要な保険、不要な保険を判断するために、様々な保険を分析していきます。 今回は生命保険編です。

日本の保険について

保険商品は、金融商品取引法上の規制や歴史的経緯に基づき、以下の三つに分類されます。

第一分野保険(生命保険)
主に人の「生死」に関わるリスクを扱う。契約期間が長期にわたり、保険料払込期間に応じて解約返戻金が積み立てられる貯蓄性を有する商品が多い。

第二分野保険(損害保険)
偶発的な事故によって生じる財産上の損害や、法律上の賠償責任リスクをカバーする。短期的な契約が多く、高額で予測が困難な損害から個人の財産を保護する。

第三分野保険(疾病、傷害、介護)
がん、特定疾病、傷害、そして病気やケガによる所得喪失(就業不能)や介護状態リスクに特化している。

第一分野保険(生命保険)の分析

第一分野保険は、死亡や長生きに対する経済的リスクを管理するために設計されており、保障と貯蓄性のバランスによって商品の特性が大きく異なります。表1に保険の種類と特徴を示します。

保険種類特徴向いている人
(解約しないほうが良い人)
向いていない人(解約したほうが良い人)注意点
定期保険掛け捨て型。
満期保険金なし。
保険料が安価。
契約期間が限定的。
子育て世帯(子供が独立するまで)。独身者。
高齢者。
共働きで子供がいない人。
貯蓄が十分にある人。
更新時の保険料急騰。
終身保険一生保障。
貯蓄性あり(流動性は低い)。
保険料が高額。
長期保障前提で一生保障して欲しい人。投資目的の人。
終身保険にこだわりがない人。
早期に解約した場合の元本割れリスク。
相続税対策が可能。
養老保険満期金と死亡保険金が同額。
保障+貯蓄のバランス型。
満期が近い人。投資目的の人。
養老保険にこだわりがない人。
満期保険金は課税対象。
早期で解約した場合の元本割れリスク。
学資保険保険料の払い込み免除が存在する(親に万が一があった場合)。満期が近い人。投資目的の人。
学資保険にこだわりがない人。
早期解約による元本割れリスク。
表1 生命保険の種類と特徴

まとめ

私の考えですが、定期保険以外は新規で契約する必要はないと思っています。定期保険以外は貯蓄とセットになっていますが、この貯蓄性というのが現代の考え方には合っていません。
「保険にも入りたいし、お金も増やしたいな」という人の正解は「定期保険+投資」です。早期解約では損をするし、満期でもそれほど増えない(インフレの場合は価値が目減りする)貯蓄型の生命保険はおすすめできません。
特に、養老保険や学資保険は「将来の貯蓄もできます」というお得感があるように思えますが、実際には保障内容が定期保険より劣っている場合がほとんどです。特約を付けて保障内容を充実させても良いですが、その場合、貯蓄性はほぼ意味がなくなります。
今は投資が簡単にできる時代になってきました。一番簡単な株の積立投資でも、生命保険の貯蓄部分よりも高いパフォーマンスが(保険料控除などの税制面を加味しても)期待できるため、この機会に生命保険をもう一度見直してみてください。

今回の分析は私個人の意見ですので、参考にする際は自分自身の経済状況を確認の上お願いします。

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