新型コロナウイルスの影響で働き方が変わってきていますが、実際に企業はどのような感染症対策をしているのでしょうか。
今回は私の勤めている会社(IT系)、現場、同期に聞いたほかの現場の感染症対策を紹介しようと思います。これから就職する人は新しく感染症対策も条件になってくると思いますので参考にしていただけたらと思います。
テレワーク
まずは何といってもこれですね。新型コロナウイルスの流行からしばらくたって多くの会社で導入していると思います。
私の職場もテレワークが導入されていて、週の半分がテレワークになっています。なぜ完全にテレワークにならないのかというと、以下のような理由があります。
- 作業効率が下がる
- 出社しなきゃできない仕事がある
私の現場では上記の2つが理由で完全テレワーク化になっていません。①は単純にテレワークになると作業効率が下がるためです。これは単純にPC周りの問題、コミュニケーションの問題など仕事をする上での環境が出社時と比べて悪くなるからですね。②は主にセキュリティの問題です。お客さんの情報を扱うことが多い職業では、セキュリティが厳しい場合が多いので、情報流出の危険を考えて出社しなければいけない場合が多いです。私の現場では保守作業ということも実施していて、これは開発したシステムをお客さんが使用しているときにエラーが発生した場合、原因を探すためにそのシステムにアクセスします。その際、お客さんの個人情報などが見れてしまうため、特別なPCを使用します。このような作業があるため絶対にチームの誰かは出社している必要があります。
また、他の現場の人に聞いてみると毎日テレワークになった人、完全にテレワーク導入はなしの人など様々です。IT系でも管理系の仕事をしている人は完全にテレワーク、保守系の仕事はテレワークなしの傾向のようです。
もう世間がテレワークの流れになってから結構時間が経つので、今の時点で企業のテレワーク体制はほぼ固まっていると思われます。逆に今からテレワークの導入を新規で考えている会社などは対応が遅いのであまり良い会社ではないのかもしれないですね。
時差出勤
テレワークはしていなくても時差出勤をしている企業は多いかと思います。私の現場では朝の通勤ラッシュ時間を避けるために出社時間をずらしています。私の感覚ですが満員電車というものはなくなったかなと思います。
座席・環境
次は職場の環境の話です。こちらも現場により様々ですが私の現場で実際に行ったことをお話しします。主には以下になります。
- 座席の間隔を空ける
- フロアを分散する
- 席の間に仕切りを立てる
1つ目は座席を1席飛ばしで座るように調整を行いました。大体1.5メートルくらい隣の人と間隔があいている感じですね。
2つ目はフロア分散です。これはメンバーを2チームに分け別のフロアで作業するようにしました。誰かがコロナウイルスに感染した場合に全員が濃厚接触者になって出社できないという状況を避けるためです。直接コミュニケーションが取れないのが大変ですね。
3つ目は席の間に仕切りを立てました。これはいろんな会社でやっているかと思います。ただPCを見ながら話をしたいので、その人の席に行って話すことが多くあまり意味はないかなと思います。
テレビ会議
次は会議についてです。どんな仕事でも会議は多かれ少なかれあると思います。私の現場では、ほぼ毎日何かしらの会議を行っています。会議を対面で行う場合は4人以下という条件になっています。4人以下の会議はほとんどないので、今はSkypeやZoomを使ったオンライン会議をほぼ毎日行っています。こちらの関しては他拠点との人とも会議できるので便利になった印象ですね。
就活生・社会人に伝えたいこと(ここだけでも見てください!!)
〇就活生へ
今までと違い、就活をする上で感染症対策ができているかも大切になってくると思います。どこまで感染症対策をしているのか、出社とテレワークの割合はどれくらいかなど就活のときに確認しておいたほうが良いかと思います。
また個人的な意見ですが、これからテレワークを導入していきます的なスタンスの会社は正直対応が遅いと思うのでやめておいたほうが良いかと。。
〇社会人へ
仕事内容によってテレワークできず毎日出社している人が多いかと思います。皆さん体に気を付けながら頑張っていきましょう。
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